お知らせ

災害ボランティア活動について

 

7月19日(日)、人吉市にあります「国宝 青井阿蘇神社」において、当社は災害ボランティア活動を行いました。
現在、当社も所属する熊本県の廃棄物業界団体が力を合わせ、災害廃棄物の処理に全力で取り組んでいます。しかし、SNS上にあがってくる「車がないから仮置き場まで搬入できない」、「高齢者が多いためなかなか作業が進まない」と切羽詰まった声にも何とか力を貸せないかとの思いで、今回当社独自で災害ボランティア活動を行うに至りました。
活動を申し込みましたところ、市街地全体で廃棄物が山積みとなっているため、活動場所の選定が難しかったのですが、人吉市のシンボルである「国宝 青井阿蘇神社」で搬出作業を行うことになりました。

神社前道路の状況(撤去前)①

神社前道路の状況(撤去前)②

 

 

当日、神社本殿は別の団体が作業を行うこととなり、当社は主に神社前の道路での作業を行いました。当社からはパッカー車、平ボディ車、アームローダー車の計5台と社員9人を投入し、ボランティアで参加されていた個人の方の重機とタッグを組んで撤去作業を行いました。

具体的には、畳・可燃物・不燃物・ガラス陶磁器くず・リサイクル家電・小型家電などに分別し積込後、仮置き場へ車を走らせる作業を何度も行いました。作業前と作業後の写真を見ていただけると、今回の搬出量がお分かりいただけると思います。

撤去作業の様子①

撤去作業の様子②

撤去後の状況

 

 

熊本地震の時もそうでしたが、復興へのスタートは片づけが終わった時からだと思います。また土砂で汚れた廃棄物を一刻も早く搬出しなければ衛生上の問題が発生することも考えられます。コロナ禍で県外からの人的支援、ボランティアが受け入れ困難である以上、熊本県民が「チーム熊本」で一体となり、被災地を支援することが必要だと考えます。

当社も「出来るしこ」(熊本弁で「出来る限り」)ではありますが、あと一日、来週の26日(日)にも活動を行う予定です。

被災地の皆さまが早く復興へのスタートをきれるよう、微力ではありますが全力で務めさせていただきます。また、弊社の活動を見て少しでも熊本県内のボランティア活動の輪がさらに広がることを切に願います。